私たちは持続可能な森林資源をムダなく有効に活用しています。
王子グループの製紙工場には製紙原料として木材チップを、 また発電所にはバイオマス燃料として木質チップやPKSの供給と販売を行っています。

森づくりは、原料づくり。メインイメージ

森林資源のカスケード利用

王子グループは持続可能な森林経営により育成された森林資源のカスケード利用することを積極的に推進しています。
カスケード利用とは、木材資源を付加価値の高い用途を優先しながら、余すことなく総合的に利用することです。
森林資源のカスケード利用

製紙原料生産・販売

木材資源の有効活用のために、製材時に出る残材や社有林・国有林などの間伐材から間引かれた低質材、家屋の解体材などを全国のチップ工場で加工し、王子グループをはじめとする各製紙会社に供給しています。
日向チップ・製材工場

>>間伐材チップ及び間伐GP材の取り扱いに関する自主的行動規範についてはこちら

木質燃料生産・販売

製材用途、製紙用途以外の原木丸太を破砕機で細かくしてバイオマスボイラー向けの木質燃料として供給しています。
下北チップ製造工場・安平チップ製造工場

PKS輸入販売

バイオマス発電用燃料としてPKSをマレーシア・インドネシアより輸入しています。当社はPKSの持続可能性が確認できる第三者認証、GGL(Green Gold Label)のCoC認証を取得致しました(GGL認証に関する自己宣言書)。GGL認証はFIT発電において、資源エネルギー庁が事業計画策定ガイドラインで認めた認証の一つであり、今後もこの国際的な認証が定める内部監査の実施、管理システムの構築等に取り組んでまいります。
マレーシア・インドネシアから国内のバイオマス発電所向けにPKSを調達しています。PKS(Palm Kernel Shell)はアブラヤシの種子からパーム油を搾油したあとに残る殻です。発熱量が高く、バイオマス燃料として使用されています。